アジアがおもしろい ごった煮のインド篇

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■ 内容紹介

出版社/著者からの内容紹介
 200回近い渡航歴と世界の80ヶ国を訪れたツアコンさんが絶対面白い国と称賛したインドの驚き・おもしろ体験談。私たち日本人の価値観も常識もひっくり返してくれる出来事が満載です!いつかインドに行ってみたいと思ったら、ガイドブックを買う前にまずはこれを読んでみて下さい。インドの良さやおもしろさが感じられるはず!


抄録(「電子書店パピレス」より)
 パッケージツアーでインドに行く場合、一番お客様を困らせるのがこの物乞い。観光旅行の目的は「見る」「食べる」「買う」の3点セットが基本です。これら3つは団体で訪れる観光名所とレストランと商店を限定すれば治安や衛生状態があまり良くないインドでもそれほどトラブルは起きません。でも物乞いや押し売りは団体で行動していても容赦なく旅行者を襲います。撃退法はひたすら無視すること。私がそれを実感したのはタージマハールで有名なアグラで、ある出来事を目撃したからでした。
 幼い子供を抱いた女性が「この子のミルク代が欲しい」というしぐさでやって来ました。こんな時の日本人旅行者は対処に困惑するのが普通ですが、それを見ていたインド人のガイドさんは、いきなりその女性を怒鳴りつけました。彼女がおびえた様子で立ち去って行くのを見た私はガイドさんに抗議しました。
 「かわいそうに。そこまで言わなくたっていいじゃない」
 その頃の私はまだインド添乗初心者でした。
 その後市内観光を終えてトイレに行く休憩時間をとった時のこと。ガイドさんが突然私の腕をつつきました。
 「あそこを見て下さい。彼女はああやって毎日“出勤”しているんですよ」
 ガイドさんの指さす方を見ると、さっきの子供を抱いた女性が彼女の夫らしい男性が運転する車に乗り込んでいるではありませんか。
 「観光地で旅行者を目当てにやって来る物乞いに本当に貧しい人はそれほどいないから私にはわかるんです」
 今日は日本人がたくさんいて儲かったのか、早く仕事を切り上げたようでした。


著者について
 大庭 かな子(おおば かなこ)
 1963年東京うまれ。1988年よりフリーのツアーコンダクターとして海外を飛び回るいっぽう、ライターとしての活動も行い、主にガイドブックなど旅行関係の出版物を執筆。海外5ヶ国の居住経験と豊富な渡航歴を生かし、添乗員ならではの視点でユニークな旅行記や体験談なども手がける。
 主な著書は『添乗員さん大活躍』(筑摩書房)など。

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「アジアがおもしろい ごった煮のインド篇」紹介ページの最終更新日時
2009年7月8日 17:35:41
ID:1424
※実際の販売・ダウンロードは『電子書籍パピレス』にて行われます。