出版社/著者からの内容紹介
1週間でオンチが治る! 人間の体の構造から、歌うに当たってのココロの持ちよう、そしてテクニックまで…オンチを自覚している人も、無自覚の人も、この本を読んで、オンチ対策を始めてみませんか?!
抄録(「電子書店パピレス」より)
歌に自信がない人のほとんどは、小さい声でうたいます。声が小さければボロが出にくいと思うからでしょう。しかし実際は、声が小さいと、音域が狭くなってしまい、ほんらいは出せる音域のまんなかあたりの音しか出せません。その結果、ファとソとラ、三つくらいの音で全曲うたってしまうということになりがちです。本人は無難にうたっているつもりでも、はたで聞けばりっぱなオンチです。
もうひとつ重症のカン違いをあげておきます。これは歌を「習ったことがある」人に多いカン違いで、本人のせいというより、教えた側のカン違いというべきかもしれません。
それは〈呼吸法〉の間違いです。
歌を正しくうたうためには、正しい呼吸法をマスターしなくてはならない、という強烈な思い込みが、とくに「正式に」歌を習った人によくあります。クラシックの歌曲やオペラをうたうなら、そうかもしれません。あるいは大ホールのステージで、マイクなしにうたうならそうかもしれません。しかし、カラオケをうたうのには、クラシックの「正しい呼吸法」は必要ではありません。むしろじゃまです。
私のカラオケ教室には、この「正しい呼吸法」の訓練を受けた人が、たくさんやってきます。ふつうに話しているときはなんでもないのに、「じゃ、ちょっと声を出してみてください」というと、とたんに息のしかたが変わります。「腹式呼吸」というのをはじめるのです。
「なんでそんなことするんですか」
と、たずねると、キョトンとします。
「だって、呼吸をちゃんとしないとダメでしょう」
「ふつうの呼吸でいいですよ」
そう私は言うのですが、その「ふつうの呼吸」が一年くらいたってもできない人はザラです。
著者について
上野直樹(うえの なおき)
1959年石川県生まれ。明治大学高等学校卒業。20歳より音楽学校を開く。オンチを治すヴォイストレーニングの達人として、雑誌、テレビにも数多く出演。日本音楽著作権協会会員。ユニゾン音楽学院院長。上野直樹ヴォーカルスクールを経営。著書として「歌声が良くなる秘密の本」(博美館出版)がある。