出版社/著者からの内容紹介
私生活、ビジネス、人生のすべての舞台において重要な鍵――それは人脈です。人脈を広げ、人生を大きく豊かに育てるには、まず自らが魅力ある人材であることが前提条件。出会いを活かす究極の極意をこの本で学べば、あなたの出会いはもっと広がるはずです。
抄録(「電子書店パピレス」より)
● 人に役立つ知恵を絞ろう
みんなに喜ばれる情報を集めることは、あなたの内面を充実させることになり、人間的魅力を向上させるだけではなく、業績向上や業務改善につながる可能性が大いにあることが、きっとわかっていただけたものと思います。
ここで、ちょっと気になることがあります。それは営業マンがお客様に情報を提供しても、すぐに売上に結びつくとはいえないことです。お客様の中にはチャッカリした人もいて、「情報だけもらって商品は買わない」というおそれもあります。
部下が上司にせっかくいい情報を提供しても、上司がちっとも活用してくれなかったり、もっとひどい場合は「情報だけ頂いて、それで自分の手柄にする」上司がいないとも限らないのです。
せっかく苦労して集めた情報やアイデアを、チャッカリ横取りされたり悪用されたり、あるいは陽の目を見ないということは本当に口惜しいことです。
とくに、こちらの情報源が乏しい間は、そんな心配がつきまといます。しかし、あまり気にしないことです。
情報や知恵というものは不思議なもので、ひとつ与えるとこちらのネタが空っぽになり損をしたような気分になるのですが、気前よく与えていますとちゃんと「次のネタが入ってくる」のです。
つまり「情報は泉のようなもの」といってよいでしょう。反対に出し惜しみしていると、なかなか次が入ってこないのです。
そういうわけですから、こちらの情報を横取りされたり、盗用されたり、陽の目が当たらなかったとしても、くさらずに「次の情報や知恵を仕入れ、引き出しを次々に増やすこと」を心がけるのです。
もしチャッカリしたお客様や上司が、あなたの情報や知恵を横取りして得意顔をしても、そのときには次の新しいネタを用意しておくのです。
世の中にはいろいろな考えをもった、いろいろなタイプの人がいます。ある人には非常に喜ばれたり、重大な関心をもって迎えられる情報が、別の人にはまったく受け入れられないといったこともあるのです。
これを裏返しますと、情報を提供する側として心がけなければならないのは、いろいろな情報や知恵のレパートリーをもつということになります。
営業を例にとりますと、・あるお客様には、安い商品の情報・あるお客様には、格調の高い商品の情報・別のお客様には、商品情報ではなくサービスの情報・違うお客様には、商品とは関係のないレジャー情報
というように、相手に合わせていくつもの「情報の引き出し」を用意し、それらをうまく組み合わせて提供するということです。
もちろんこの考え方は、営業以外の仕事の場合でもまったく同じです。
著者について
国司 義彦(くにし よしひこ)
学習院大学卒。日産自動車株式会社を経て、株式会社JMC能力開発センターを設立、代表取締役。
経営者、管理者、営業社員の指導・教育に活躍する一方、早くから「心の豊かさ」「自己実現」を提唱し、『マズローの心理学』(産能大学出版部刊)の著者F・ゴーブルらと、研究・啓蒙活動を展開。
日本における人間性心理学のパイオニアとして全米にも広く紹介されている。
脱・経済優先社会への処方箋『苦悩と混迷を超えて』(F・ゴーブル著 泉文堂刊)の監訳者でもある。
公式ホームページ http://www.kunishi.gr.jp/
はじめに
1章 人脈という財産をつくろう
1 出会いをチャンスと考えよう
● 周囲の人を大切にしよう
● 多くの人と接点を持とう
2 あなたは誰かに見つめられている
● 人脈は「量」より「質」
● 直属上司にとらわれるな
3 お金より人を財産にしよう
● お金を貯めてもキリがない
● 人との出会いが活路を開く
4 持てる者の強みと限界
● 情報やお金はどこに集まるのか
● 情報もお金も活かし方しだい
5 人脈づくりを始めよう
● 熱意が人を動かす
● 会社をステージにしよう
6 世の中は変化している
● 今だけを考えるな
● 自分の未来は自分で開こう
2章 運命を変える出会いがある
1 自分の値打ちを高めよう
● 人との付き合い方はいろいろある
● 特長のある人になろう
2 私の体験した「素晴らしい出会い」
● 運命を変えた一冊の本
● 読書を活かす行動原理
● 誰にも負けないオリジナリティをもとう
3「出会い」は「出会い」を連れてくる
● チャンスは連鎖的に訪れる
● ある経営者から教えられたこと
● 縁と縁とを結ぶもの
4 心のつながりを育てる三つの条件
● 人は変われると信じよう
● 人脈はゆっくりと育てよう
3章 人間的魅力のつくり方・磨き方
1 人をひきつける人間的魅力
● 力や技だけでは人は集まらない
● 無欲という魅力もある
2「自分らしさ」を最大限に活かそう
● 自分自身をよく知ろう
● 与えることから始めよう
3 ポジティブ・シンキングのすすめ
● 人に役立つ知恵を絞ろう
● 可愛がられる人になろう
● 言い訳する人には魅力がない
4 まわりの変化に乗り遅れるな
● 今、何が求められているのか
● 今のあなたに魅力はあるか
4章 情報を人脈づくりに活かせ
1 うまい話には要注意
● 情報に踊らされるな
● 先取り情報こそ価値がある
2 異質の情報で脱皮を図れ
● ワンパターンは通用しない
● なぜ問題が解決しないのか
3 発想のヒントをつかむ法
● 情報受信の幅を広げよう
● 身近なモノを捉え直してみよう
4 情報を活かす集め方
● 人脈づくりは情報しだい
● 単純な情報を組み合わせよう
5章 人と人を結ぶ知恵のサイクル
1 やわらか頭で考えよう
● フレキシブルな心を大事にしよう
● 身近な発想がヒットを生む
2 不平・不満が仕事を変える
● 心のスイッチを切り替えよう
● やめて困るなら工夫しよう
3 こんなものが、なぜないのか
● 不便なことに目をつけよう
● コンサルタント機能を活かそう
4 地域の特性を肌で感じよう
● かつぎ屋のオバさんから学ぼう
● 既存のビジネスと協調する
5 人脈をジョイントしよう
● 個人や企業の特性を知ろう
● 仲介役に求められるもの
6章 人脈を豊かにする感性の磨き方
1 感性をリニュアルしよう
● 感性は生まれつきか
● ビジネスの感性は普遍的
2 感度を高めるトレーニング
● 事実を素直に受けとめよう
● 現実を冷静に直視しよう
3 能力開発の基本ルール
● あなたの課題はどこにあるのか
● あなたの能力開発プログラム
4 「自分らしさ」を実現しよう
● 大枠で自分を見つめ直そう
● 「自分らしさ」へのアプローチ
5 感性を磨けば集中力が高まる
● 何が必要か神経を張りつめよう
● これから必要とされる能力
6 素直な心で基本に戻ろう
● 成功へのパスポート
● 謙虚な気持ちで道を開く
7章 人生は七転び八起きで大丈夫
1 理想に向かって足元を固めよう
● 心構えで大きく差が付く
● 目標は段階的に達成しよう
2 経験と実績を積み重ねよう
● 最初の一歩が肝心だ
● 素直な心で軌道を修正しよう