出版社/著者からの内容紹介
20代の生き方で大きな飛躍を……!――「生涯続けられる仕事を持ちたい」「もっと自分を高めたい」と願う20代のサラリーマン必読の実践書。人生を切り開く「知恵」と「法則」がここにある!!
誰でも成功する人生を歩みたい。成功するためには、コツがある。そのコツに歳をとってから気づくのと、二○代の若さで気づくのとでは雲泥の差がある。若ければ、いくらでも軌道を修正することができるし、運をよくすることができるからだ。さあ、この本を手に取り、成功の道へと踏み出そう!
抄録(「電子書店パピレス」より)
5 職場の人間関係の正しいとらえ方
上司、同僚、後輩など職場の人間は、勝手にトレードやFAできない。だから楽しく過ごすことに徹したい。嫌いな人も困っていたら助けてあげる。彼らは家族以上に長く過ごさなければならない人たちなのだ。
●上司とは絶対に喧嘩やいい争いをするな
「上司は選べないから、おれも大変だよ」
という愚痴を飲み屋でよく聞くことがあるが、上司のほうだって、「お前が部下かよ。部下も選べないもんな」
と、内心では考えているのだ。こんな部下さえいなかったら、もっと出世していたのに、と愚痴る上司も多いはずだ。お互いさまである。
人事部で一括採用し、各部門長が相談し、「A君の適性はこれ、当人の希望もこれ」と対応させて配属する。上司も先輩も、そんなあなたを業務の一環として預かって育てなければいけないのだから、ある程度、彼らが無茶をいうのは大目に見ること。「無茶をいってこそ上司」と思いこんでいるくらいでちょうどいい。
そして上司とは絶対に喧嘩やいい争いはしないことだ。日本の会社組織は家族である。持ちつ持たれつの関係が、どこまで行っても染み渡っている。
私は短気でせっかちだから、上司と喧嘩ばかりしていた。一週間、仕事もせずに論争に明け暮れたこともあったくらいだ。そして必ず後悔した。
「上司のほうが、おれより二〇年も多く働いてるんだよな」
仕事ができるかできないかというものさしだけで、若いときの私は上司を判断し、できない上司の意見や指示は平気で無視した。
それで成果を出しているんだから、誰からも文句をいわれる筋合いはない、とも思っていた。そのため、私を部下にしようとする人が徐々に少なくなった時期もあった。
こんな成果だけを目的にした組織では息がつまってしまう。しかし当時の私は、そんなことにはまったく気づかない。司令塔は絶対に正しい判断をすべきで、それができない形だけの存在は百害あって一利なし。二〇代の私はそう考えていたのだ。
会社を機能として見れば、たしかに売上げと利益をライバル会社と競っているのだから、強い者が勝つことは当たり前で美徳ですらある。しかし会社を生活体として見ると、どうなるか。長幼の序は、ある程度配慮すべきだったのだ。みんなが楽しく生きている組織がいちばんいい。
三〇代の私は、いまそう思う。年功序列で押し出されて上司になっただけの人でも、縁あって同じ会社にいることに不平などいわず、こちらも楽しんでしまえばいいのだ。
否定したり、拒絶したりせずに、大きく包みこんでしまえばいいのである。清濁併せ呑む器量がなくて、重役などになれるわけがない。
著者について
中島 孝志(なかじま たかし)
1957年生まれ。早稲田大学卒業。南カリフォルニア大学院修士課程終了。PHP研究所、東洋経済新報社を経て、現在フリーのジャーナリスト。経営評論家として多方面で活躍中。異業種交流会「キーマンネットワーク」(会員数700名)を主宰。また、ほかに「波動経営研究会」「人間観・宇宙観研究会」などの研究会を主宰している。
中島孝志の公式ページ「キーマンネットワーク」 http://www.keymannet.co.jp/
プロローグ 20代の生き方指南
……これであなたの一生が決まる
1 「二〇代とは何か」を知っておこう
二〇代の発想と行動で一生が決まる
二〇代で異業種交流会を旗揚げ
私が二〇代にやってきたこと
自分の心を動かしてくれる人物に出会う
2 「二〇代だからできる」ことは何か
私を変えたひと言、私を変えたあの人
二〇代は体験を積むことが立派な仕事
「大の体験」「中の体験」「小の体験」
3 人生の方向は二〇代で決まる
元旦の朝に瞑想しながら方針を立てる
目標を明確にし「人生観」を確立する
潜在意識にブレーンストーミング
「三六五日」をどう生きるか
「年間計画」「月間計画」「週間計画」を立てる
習慣は運命を左右する
「一〇〇年計画」を立てる
イメージする人物をあてはめる
第1章 20代のビジネス生活指南
……人生のプライムタイムをどう使うか
4 重役になる道はこんなところから
重役になる人の三つの条件
よいしょも徹しきれば哲学だ
「一対一・六対一・六の二乗の法則」
5 職場の人間関係の正しいとらえ方
上司とは絶対に喧嘩やいい争いをするな
部下や後輩の足をひっぱるな
6 社内で師匠を見つける
何ごとにも先達はあらまほしきものなり
半径五メートル以内で師匠を探す
7 コミュニケーションにはコツがある
出世したければ「頼み上手」になるのが近道
「頼み上手」に欠かせない五つの能力
8 会社は自己実現のステージだ
自分の人生をどうするかをはっきりする
ニュービジネスを成功させる七つの条件
第2章 20代のビジネスだんどり指南
……若さ溢れる的確な仕事感性を身につけよう
9 時間をうまく活かして使え
自分の持ち時間を充実させるとっておきのコツ
「ムリ、ムラ、ムダ」を取り除く五つの秘訣
10 二〇代の仕事の基礎は「ほうれんそう」
マイナス情報はいち早く「ほうれんそう」する
「ほうれんそう」を確実に進めるポイント
11 仕事には必ず期限を決める
仕事の流れを決める三段階プロセス
だんどり上手になる五つのポイント
「慢性時間欠乏症候群」の原因を叩きつぶす法
少し習慣を変えてみるだけでいい
12 実務を完璧にマスターする
二〇代の給料の中身は「元気代」と「実務代」
経営者賃金をもらっていない経営者が多すぎる
13 チームワークのできる人間が出世する
会社には必ず「華」のある人間がいる
常に提案し続けるサブリーダーたれ
第3章 20代の自己主張指南
……できる人間は自己主張も説得も上手い
14 能ある鷹は爪を出せ
能ある鷹は二〇代から爪を出す
自己紹介の上手下手でこんなに差がつく
自己紹介が上手くなるとっておきのノウハウ
15 「それはできません」は絶対にいわない
できない理由はいつでもできる理由に変わる
どうしたらできるかを常に考え続けろ
16 馬鹿に徹すると受け入れてくれる
アホは安心してつき合える人間であることの証
アホに徹することが賢者の知恵
17 評判を戦略的に活用しよう
静かに自己主張し、深く説得する
外部の評判を積極的にプロデュース
18 こんな落とし穴に要注意
一所懸命努力しても結果は成功と失敗に分かれる
すべてのことは「必要、必然、ベスト」
第4章 20代の情報武装指南
……電子ツールを自在に使いこなせ
19 情報をどうとるか
新聞記事は一週間寝かせる
電車の中吊り広告からも情報は収集できる
衛星放送はいまや常識
20 簡単な電子ツールから始めよう
ファックス用紙は自分専用のものをつくる
ファックスのメリットはこんなにある
携帯電話のメリットはこんなにある
21 手帳は立派なデータベース
手帳は胸から取り出せる大きさがベター
手帳は究極のインテリジェンス・ツール
22 パソコンは戦略的に使いこなせ
これが頭のいいパソコン活用術だ
パソコンで全員の情報を共有する
23 オールドメディアも使いこなそう
ビジネスマンは第一印象が肝心
中島流とっておきの面談依頼法
第5章 20代のネットワーク指南
……できる人間は20代から顔が広い
24 まず社内で顔を売れ!
“社内浦島太郎”になるな
社内イベントでトップと親しくなる
社外でも社内でも愛嬌を振りまけ
25 ネットワークの基礎はフットワーク
若さほど大きなメリットはない
「おっちょこちょい」は若さの特権
ヘッドワークとフットワークを鍛える
26 顔を広め、味方をつくる法
何のために名刺交換をするのか、を考える
自分の名前を相手の体に強烈に叩きこむ法
こうすれば名刺が勝手に一人歩きを始める
27 一時間で一〇〇人の人脈をつくる法
自分主宰の定期イベントをつくる
情報は発信するところに集まる
「人脈一〇〇人開拓計画」五つのステップ
28 社外ブレーンを持っているとこれだけ違う
「同じムダをするなら、ほかにまわしたほうがいい」
他人の知恵は上手く盗め
おわりに