出版社/著者からの内容紹介
100万円を1億円にした男が解き明かす、初心者からの、絶対に失敗しない「株式投資」術!
2部構成の本書は、前半に、日本経済を好景気に導くことのできる「株の魔法」についての解説。後半に、初心者にも完全に理解できる株式投資の手法を紹介している。
抄録(「電子書店パピレス」より)
まえがき――本書を「二部構成」にしたのには「深い理由」がある
現在の日本は非常に奇妙な状態にあります。いや、奇妙を通り越して「滑稽《こっけい》」と言ったほうが適切なのかもしれません。
国民の側には、個人金融資産が一四〇〇兆円以上もあるのに、政府のほうは逆に七〇〇兆円もの累積赤字を背負って、身動きが取れない状態にあるのです。
ただし、そのこと自体を奇妙なことと言っているのではありません。多くの国民がこれまでずっと勤勉に努力してきたことと、さらには、政府が毎年毎年、巨額の赤字国債を発行し続けたことを考えれば、むしろ当然の結果だというべきでしょう。
おかしいのは、資産を持っている国民が、借金で首が回らない政府に「この不況をなんとかしてほしい」と泣きついていることです。「政府の力でなんとか……」と待ち続けていることがおかしいのです。
これを奇妙なことと言わなければ、この世に奇妙なことなど、どこにも存在しないでしょう。
多くの国民がこのことの異常さ、滑稽さに気づき、自分たちこそ本当は大きな力を持っているのだと認識すれば、この国は、今すぐにでも繁栄に向かって走り出すことができるのです。輸出に頼るのでもなければ、政府の財政出動によるのでもない、本当の繁栄に向かってです。
消費の不振も、雇用の問題も、いやそれだけではありません、今心配されている経済に関するすべての問題は「株の魔法」が解決してくれます。
こういうと「『株の魔法』っていったい何だ?」と思われるでしょう。「まえがき」でのわずか数行で説明できることではありませんので、全体を理解するためには、このあとの本文をお読み願わねばならないのですが、まず初めに、次のことだけは知っておいていただきたいと思います。
株価の変動で、東証株価指数(TOPIX)が一〇ポイント上下すれば、東証一部上場の時価総額はその日だけで三兆円も増減するのです。その日、北海道から沖繩まで、すべての国民が働いて稼ぎ出す額は一兆三〇〇〇億円ほどなのにです。
一〇ポイントというのは、一日の動きとしては、特別に大きなものではありません。日によっては三〇ポイント、あるいはそれ以上動くこともあるのですから。「株価の変動くらいで、すべての国民の働きの何倍も……? まさか?」と思われることを想定して、本文中では「証拠」を添えて説明してあります。「株の力」がいかに巨大であるかをしっかりと認識していただきたいと思います。
一つの取引所での売買が、そんなにも大きな力を持つ、そこには魔法にも似た、あっと驚くような秘密が潜んでいるのです。この「魔法の力」を活用すれば、わが国の経済は簡単に活気を取り戻し、超長期にわたって繁栄を続けることができるのです。その具体的な方法もわかりやすく記述してあります。
「天下国家や日本の景気も大事だけれども、それよりも自分自身の利益のほうが……」との思いを抱かれるのもうなずけることです。誰にとってもそれは同じだと思います。しかし、「日本の景気」と「投資家の利益」との関係は、完全に切り離して考えられるような、まったくの別物でないことも事実なのです。
株式投資では「不景気の中で儲けてこそ本当の実力者だ」と唱える人がたくさんいます。一面の真理としては確かにそのとおりです。しかし、好景気で多くの企業が業績を伸ばし、株価の上昇が続く時は、利益の大きさ、投資効率、さらには利益を手にする投資家の数、そのどれをとってみても、不景気の時とは比べものになりません。
そうして多くの投資家が予想以上の利益を得ると、必ず消費拡大が起こり、それが企業業績を向上させます。すると、雇用の増加や心理面の明るさにつながっていくのです。好循環の始まりです。つまり、景気が投資の利益を大きくし、投資の利益が景気をさらに押し上げるのです。こう見ると、両者は「関係がある」という程度のものではなく、もっともっと強く結びついた、いわば「一体のもの」なのです。
そういう意味から、本書はあえて「二部構成」にしてあります。
第一部は、日本の景気回復についてです。「株の魔法」を活用すれば一年ほどで簡単に好景気へと導くことができるとして、その具体的な方法を述べました。「株の魔法」のメカニズムもここで説明してあります。
第二部は、株式投資の手法についてです。「株はまったく初めて」という人にも完全に理解していただけるように、一問一答形式で「わかりやすさ」を第一に心がけて説明しました。「株入門から富豪へ歩む実力の完成まで」というタイトルどおりの内容にしたつもりです。読み終えられたときにはきっと、「しっかりした投資の実力が身についた」と実感できることでしょう。その実力を生かして「投資の利益」を獲得し続けてください。
先に述べた好循環も、まずあなた自身が株式投資で利益を手にすることから始まるのです。その一部が、いつも以上の消費に回って日本経済を押し上げていくのです。そして、そうした人たちが増えれば増えるほど、わが国の経済は力強くなっていきます。
「株の魔法」は、一兆円を一瞬にして五〇兆円にも一〇〇兆円にも変えてくれます。だからこそ「魔法」なのですが、そうして増えた額の一部が消費に回ればどうなるでしょうか。想像してみてください。でも、その前に、まずは「株の魔法」の正体をしっかりとつかんでください。第一部は「経済理論」だから私には関係ないなどとまたがずに、ぜひ、第一部から読み進めてください。
第一部を理解してこそ、この「ドン底」景気を逆手にとって、「確かな投資手法」を身につけられるのです。赤ペンでアンダーラインを引きながら読んでいただければ、著者冥利《みょうり》に尽きるというものです。
第一部、第二部を経て、読者の方々が「あとがき」に至ったとき、心のなかで肩を抱き合えることを切望しております。
*この続きは製品版でお楽しみください。
著者について
友成 正治(ともなり まさはる)
1945年徳島県生まれ。株式投資歴は30年、独学で経済と株式投資の関係性を研究、「友成理論」ともいわれる経済制御理論をつかむ。特に、株式投資が難しいといわれるこのデフレ時代に大きな成功を収め、自らの理論が正しいことを実証し続けている。
著書に『株(資金100万円から)で億万長者へ歩んだ方法』(明日香出版社)、『あなたも株長者になれる超安全投資法』(日本実業出版社)など。