出版社/著者からの内容紹介
ちょっとしたコツで、あなたの人生は劇的に変わる! どんなに忙しいビジネスマンでもちょっとした工夫をすれば、1日1時間の“自分磨き”の時間は捻出できます。時間を有効活用して、資格取得、就職・転職、キャリアアップ……を、手に入れよう!!
自分の価値を高めるための時間の活用術と勉強法を伝授。
抄録(「電子書店パピレス」より)
★早起きは3億の得
「早起きは3文の得」と、昔から言われてきました。それをもじって、私は「早起きは3億の得」と現代風に言い替えてもよいのではないかと思っています。
とにかく忙しいビジネスマンにとって、時間をある程度意識的に、努力して作り出す必要があります。
その意味で、あまり睡眠時間を削って、体調を崩してはなんにもなりませんが、少し早起きをしてみるのは、確実に時間を確保できる方法なのです。
いまの世の中は夜型の人のほうが多い気がします。しかし、極端な夜型の人とか、朝型の人とかはあまりいないでしょう。むしろ環境がその人を夜型にしたり、朝型にしたりすることのほうが多いのではないでしょうか。
実は、私も朝型のときがありました。会計士受験時代なので、ずいぶん前の話ですが、当時は試験に合格することが仕事のようなものでしたから、朝早いことが別に苦にはなりませんでした。
確か、朝6時頃に起きて、家から1時間半近くかけて東京・神田神保町の専門学校の早朝コースに通っていました。
そのときの感想として、朝、ひと仕事ならぬひと勉強終えて、よい1日のスタートが切れ、満足感があったことを覚えています。また、事実その間勉強しているわけですから、実力も向上しているのです。
もちろん、いまでも朝からよいスタートが切れた日には、その日1日がたいへん充実していることはなんら変わりがありません。
読者のみなさんの場合、別に朝から専門学校に行くわけではないでしょう。たとえば、現在朝7時に起きているのであれば、6時半に起きてみるとか、30分早く起きてみたらどうでしょうか。
これを月20日間実行しただけでも、1カ月で10時間は、まず時間が作れることになります。
最初から毎日1時間作ろうなどと無理をすると、続かないのがオチです。無理はしないでください。
こうして30分早く起きたとして、必ずしも勉強とかにあてなくてもよいのです。
たとえば、その日にもっとも効率よく仕事を行なう上での段取りを、フレッシュな頭で考えるだけでも、決してムダな時間ではないと思います。少なくとも30分間の時間の余裕があるわけですから、きっと何か名案が浮かぶはずです。
より積極的に時間を活用したい人は、枕もとに、たとえば英会話のカセットを用意しておき、起きたらすぐに聴いてみるのも脳の活性化になるかもしれません。
★トイレで集中
トイレの中を単なる用を足す場とだけ考えていては、もったいない話です。ひとつの個室と考えると、トイレもバカにはできません。
トイレの中ではリラックスして集中できるという人も、けっこう多いのです。
トイレの使用時間は、おそらく10分程度になるかと思われますが、通常はあわただしく感じられるのではないでしょうか。
その理由のひとつとして、家族がいれば、同じ時間に起きるとかち合ってしまい、あまりゆっくり用を足せないということが挙げられるのではないでしょうか。
そこで、先ほどの早起きを実行し、家族より先に起きれば時間の余裕ばかりでなく、心の余裕も持てるようになります。
また、最近便秘の人が多かったり、朝をきちんと食べない人が多いようです。便秘は万病のもととなり、朝をきちんととらないと1日の活力が出にくいのではないでしょうか。
次に、トイレの中でどのようなことをするかについて検討してみます。
まず、新聞を読むという人は割と多いと思います。
新聞を読むことは、ビジネスマンにとって大切なことですから、情報収集は怠《おこた》らないでください。ただし、新聞を読むだけであれば、朝食後のリラックスした時間や電車内でもできることではあります。
次に、トイレの中は物を書いたりすることには、やや不向きかと思われます。特に和式のトイレでは、まず無理でしょう。
その代わり細切れの時間を使って勉強するには、時間も10分くらいでちょうどよく、まわりも静かなことが多くよいのではないでしょうか。たとえば、以前聞いた話ですが、トイレの中に英単語を紙に書いて貼っておき、その単語を覚えていた人がいました。
あるいは、ビジネスマンが頭を悩ませているTOEIC対策として、TOEICによく出る英単語をトイレの壁に貼っておいて、朝覚えるのもひとつの方法かもしれません。
法律の勉強をしている人は、条文を同じようにトイレの壁に貼っておけば同様の効果があるはずです。憲法などは条文も少なく、時間的にもちょうどよいのではないでしょうか。
会計系の勉強をされているのであれば、電卓を使うのは不向きかもしれません。しかし、法律の勉強と同様の方法で、企業会計原則を覚えたりするには適しているかもしれません。
トイレは、毎日ある貴重な時間と心得るべきです。新聞を読むもよし、語学を覚えるもよしと、各自の好みに合わせて有効に活用してください。
著者について
実藤 秀志(さねとう ひでし)
昭和36年東京生まれ。埼玉大学経済学部卒業。昭和60年公認会計士二次試験合格後、就職。平成4年、独立開業。現在、公認会計士・税理士・不動産鑑定士補として多忙な日々を送る。また、会計・税務および大学の社会人向け講座の講師や各種セミナーの講師を務めるかたわら、111会( 1 月11日生まれの人の会)の主宰者の一人としても活動する。
著書に『年収100万円で楽しく幸せに生活する本』(経済界)『社会福祉法人ハンドブック』(税務経理協会)『会社の決算がわかった!』(日本実業出版社)『相続税・贈与税の仕組みと節税』(週刊住宅新聞社)など多数ある。