出版社/著者からの内容紹介
インターネットを活用しながら脳裏に浮かんだビジョンを具体的なビジネスプランへと高速に練り上げていく技術を解説した、インターネット時代の企画系ビジネスマン必携「企画バイブル」。アイデア発想から、コラボレーション、マーケティング、コンセプト、プレゼンテーションまで、その基本から実現までの方法が満載。電子書籍版として、企画マン力をジャンルごとにチェックし、アドバイスを得られる「クイズでわかる企画の技術」を大幅加筆。
抄録(「電子書店パピレス」より)
オリジナリティー
●あなたが出したアイデアだけが価値を持つインターネット時代●
インターネットが普及しつつある現代社会では、もはや情報をかかえ持っていることに価値はないと言っていい。
あらゆるジャンルの専門家から、年齢も職業もさまざまな一般の人々まで、いとも簡単にホームページを作り、それをだれもが閲覧できる時代になったからだ。
たとえば、以前は企業や行政機関が記者クラブだけに発表していた報道資料は、いまや新聞に載るより早く、ふつうの消費者が見ることができるようになっている。
中央官庁のホームページには審議会の報告書があり、グルメが集まるホームページ上の掲示板には新しくオープンしたイタリアンレストランの評判が掲載されているといった具合だ。つまり、万民による情報の即日公開が始まったのだ。
そんな時代の到来で新たに価値を持つのは、誰も持っていない情報、つまり、あなたが考案したアイデアだけだ。それをオリジナリティーという。
オリジナリティーは、個人が考え出すアイデアそのものを指す。
ナンバーワンではなくオンリーワンが成功の秘訣と言われるように、インターネット時代は個人のオリジナルアイデアが最高の価値を持つ時代なのだ。
企画ビジネスの真の価値は、このオリジナルアイデアにある。ビジネスの成功は、日頃からオリジナルアイデアを出すことを意識的に心がける人にもたらされるようになる。
オリジナルアイデアを発想し、ビジネスとして成功させることを企画というのだが、僕は日頃から、これから企画マンを志すビギナーへの方へ、とにかく他人のマネをやめることから始めようと教えている。
自分のアイデアが他人のマネだとわかったら、あっさり捨ててしまうぐらいのプライドが企画マンには必要なのだ。
ジョージ・ルーカスがスターウォーズを制作するときもそうだったと聞いている。すでに同じシナリオがあるとわかると、それまで作り上げた作品をすぐに破棄して、心機一転新しいシナリオ制作にかかったそうだ。
こんにちの巨匠は、そこにスピリットがある。企画マンとはそういうものだ。
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【ヒットの原則】
アイデア、ニーズ、インフラの3つがうまく重なるとヒットが生まれる。インフラとは、おもに流通システムで、企業の場合はその企業の強み。インターネットビジネスの場合はインターネットそのものがインフラになるため、アイデアが特に重要。
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|質 問|
あなた独自のあなたにしかないものは何?
【ヒント】探すものではなく、集めるものでもなく、選ぶものでもない。
【答え】あなたが自分で書いた文章、描いた絵、撮ったビデオ、作ったもの、つまりあなたが創造したもの。それがあなたのオリジナリティー!!
著者について
久保田 達也(くぼた たつや)
1952年東京生まれ。
サンリオ、東急ハンズ、電通などの企画業務を歴任したあと、1985年(株)イッツを設立。サンリオ「キティ」、システム手帳「ファイロファックス」、イタリアンデザート「ティラミス」、ストリートアイテム「スケートボード」、DIYショップ「東急ハンズ」、百貨店「西武百貨店」、ハンディスキャナ「写楽」ほか多数の企画プロデュースに携わる。
一方で恐竜発掘、バイクによるアメリカ横断、モンゴル探訪など冒険家としても活躍。
インターネットのビジネス活用およびネットワーク組織論の分野で執筆、講演活動中。
金沢工業大学教授、ラシュモア大学教授、東京工科大非常勤講師、日本経済新聞社講師、日本工学院専門学校特別講師、米国NAPU大学人文科学名誉博士、(財)インターネット協会評議員。
おもな著書は、『インターネットで創る企画の技術』(インプレス刊)、『勝てる企画の技術』『プロの企画書見せ方・創り方』(ダイヤモンド社刊)。
はじめに
イントロダクション インターネットで創る企画
第1章 考える技術(アイディア発想編)
アイデア発想の心得
イマジネーション
ホームページの公開
インスピレーション
ブレーンストーミング
オンラインコラボレーション
第2章 集める技術(情報活動編)
一般資料の収集
非公開情報の収集
情報管理
マーケティング
第3章 見せる技術(企画書製作編)
コンセプトワーク
企画書制作
プレゼンテーション
終章 企画実現へのアドバイス
ビジネスの心得