出版社/著者からの内容紹介
ボスニア・ヘルツェゴヴィナ、旧ソ連、パレスチナ……今なお世界を揺るがし続ける民族紛争はなぜ起こるのか、その実態はどのようなものなのか。著者専門のイスラム史と国際関係史を軸に、人類永遠の課題・民族問題の理解と解決のための基礎的分析を試みた意欲作。
著者について
山内 昌之(やまうち まさゆき)
一九四七年札幌生まれ。北海道大学文学部卒業後、カイロ大学客員助教授、東京大学助教授、トルコ歴史協会研究員、ハーバード大学客員研究員などを経て、現在、東京大学大学院総合文化研究科・教養学部教授、学術博士(東京大学)。イスラーム史・国際関係史、中東イスラーム地域文化研究を専攻。
はじめに 民族問題のリアリズム
第1章 民族と国民
第2章 民族と知識人
第3章 ナショナリズムの歴史
第4章 多民族国家と帝国
第5章 民族と宗教
第6章 民族と経済と社会主義
第7章 人工移動と難民
第8章 移民と外国人
第9章 民族と多文化主義
第10章 民族の差異と平等
終章 「民族関係論」に向けて
あとがき
文庫版あとがき
主要参照文献