出版社/著者からの内容紹介
常陸から下野へ、会津から陸奥へ、みちのくの仏に惹かれて東国の山野を経めぐる豊かな思索。古代から中世にこの地に生きた人々の心情に深い洞察の眼を注ぎつつ、東西文化の興亡のあわいに歴史の生命を思考する評論集。
著者について
唐木 順三(からき じゅんぞう)
(1904〜1980)京都大學卒業。評論家。
著書に「鴎外の精神」「中世の文学」「無用者の系譜」「日本人の心の歴史」などがある。
一 実朝の首
二 熊谷直実入道
三 頼朝の長女
四 業平の東下り
五 出羽蝦夷の叛乱
六 将門記秘抄
七 古代朝廷にとってのあづま みちのく
八 王朝期宮廷人にとってのみちのく
九 みちのくからの誘い
十 みちのく一見
あとがき